部活動

【マーチングバンド部】台湾 第31回嘉義市国際音楽祭に参加して。

関東学院マーチングバンド部は、第31回嘉義市国際音楽祭にご招待いただき、12月14日(木)から19日(火)までの日程で台湾に遠征しました。
市をあげてのイベントで、市内の至る所にポスターやのぼりがあり、SNS等でも広く告知されているようで、町全体が音楽にあふれ盛り上がっていました。

行程としては、1日目(14日)は移動のみ。
2日目(15日)は、宿泊したホテルでの演奏会(地域の方やホテルの従業員さんにむけて)、結構盛り上がっていました! 
終了後、翌日のパフォーマンスリハーサルを入念に行いました。

3日目(16日)は、嘉義市内でのパレードとフィールドパフォーマンスショー(どちらも嘉義市国際音楽祭のプログラムで今回のメインイベントです)。
嘉義市音楽堂コンサートはホール一杯のお客さん。台中・台南の皆さんの音楽への関心の高さに驚きました。31回目となる歴史ある国際音楽祭なのです。

嘉義市長もいらっしゃいました。嘉義市内は交通規制がされ、沿道・スタジアムに多くの観客がいらっしゃっていて、日本とは違い、盛り上げ方などが結構派手な感じでした。
日本から習志野高校や大洗高校、かえつ有明中高、瀧川第二高校なども参加していました。
本校の演奏には沿道に集まった観衆から大きな拍手をいただき、部員も笑顔で応えていました。

4日目(17日)は、太平雲梯観光と太平老街付近でのパレード。
この日は国際音楽祭ではないところでのパレードでした。幅が狭くて場所によっては1列で隊列を組みながらの演奏となりました。観光地ではお茶をふるまっていただきました。

5日目(18日)は、姉妹校である長榮高級中学を訪問。
全校生徒の前でパレードと演奏をさせていただき交流を深めることもできました。
この日は長榮高級中学では音楽祭が実施されていて、系列の幼稚園生の発表や長榮高級中学の吹奏楽部の演奏、ラグビー部のハカなども行われました。

長榮高級中学から部員全員にタピオカミルクティーの差し入れをいただき、みんな嬉しそうに飲んでいたのが印象的でした! 
今回の遠征では部員の楽しみでもあった、美味しいスィーツもフルーツもティータイムも各所で存分に楽しめました。

また、夕方には嘉義市内のホールにて大洗高校と合同で演奏会を行いました。チケットはほぼ完売とのことで、満員のお客さんから大きな拍手をいただきました。
また、大洗高校の生徒さんたちと一緒に夕食を食べ、お話ししたりして親交も深めました。
今まで他校とかかわりを持つことはなかったのですが、この交流で他校の練習プログラムなどを知ることもでき、今後、お互いの向上になることと思います。

6日目(19日)は帰国へ。
予定していた飛行機が欠航してしまいました…。航空会社から空港内で使用できるお食事券をいただき、空港でラーメンを食べたり、スターバックスに行ったり…。疲労したなかで思い出に浸り、帰国の寂しさと遠征の成果を味わっていました。
羽田空港到着が当初より大幅に遅れ、23時の到着となりました。翌日は平常授業でしたが元気に登校しました。しかも、翌日すぐLA英語プログラムに渡航した生徒もおりました。この頑張り、切り替えはマーチングバンド部が胸を張れる所だと思います。

今回の遠征で、異文化でのパフォーマンス、演奏をする楽しみを十分に味わい、表現力も大幅に向上しました。市内パレード、フィールド(嘉義市立体育場)での演奏、地域の方々、世界から招かれているグループと交わりの時を持ちながら、日本代表として素晴らしい経験をすることができました。あらためて嘉義市国際音楽祭の関係者、そして保護者、学校のご協力に感謝申し上げます。

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