学校生活

【探究】木こりとの対話を通して学ぶ、100年続く森づくり

夏休み初日の7月26日〜7月28日にかけて、高校生4名で探究ショートツアーに行ってきました。

今回の行き先は鳴子温泉郷を擁する宮城県大崎市エコラの森
森林の再生と地域の活性化を目的に、サスティナブル(持続可能)な森づくりと人材育成を行っている「NPO法人しんりん」さんにお世話になり、荒廃した森林を長期にわたり整備していくことで、山と地域に恵みが循環するモデルづくりに取り組んでいる様子を見学してきました。

実際に森にはいり、100年続く森づくりの工夫だけでなく、間伐材を利用した人にも環境にも優しい100年続く家づくり、端材を利用した木質バイオマスによってエネルギーを自給自足しているまちづくりなど、盛りだくさんの内容を実際に見て、知ることができました。
現地で活躍する木こりさんを含め、様々な人の熱い想いに触れ、人と繋がることができたツアーでした。


生徒感想(※一部抜粋)
高2 Nさん
知らない人たちとの関わりが多く、話すときに緊張したけど、皆と仲良く話すことができた。1日目に は下草刈りを体験したり、2日目には実際の良い森を見れたりして貴重な体験でした。たくさんの人の 話を聞くことができて楽しかったです。 

高2 Rさん
今回は人との関わりがとても多くてみんなと仲良くなれて充実した旅行でした。貴重な経験もできまし た。きこりさんは夏は下草刈りで冬は木を切る仕事だと知れたので良かったです。また機会があれば行 きたいです。

高1 Sくん
間伐した木も林地残材として残さず木片などにして紙になったり、発電に使う燃料に使っていて、無駄 がない循環を実現していることをしれた。人と森が相互に関わりあっていることを感じた。

高1 Nくん
針葉樹林と広葉樹林が混ざった混交林をできるだけ広げていき、皆伐を減らして択伐をしていく取り組みが印象に残った。
木は 残材にならないように発電の原料や板倉づくりに利用して無駄のない循環する仕組みが作られていた。木に感謝することも大切だと感じた。

→NPO法人しんりんHPはこちら 
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